金曜日、フリー走行。
前日から台風9号の影響で午前中の走行はキャンセルされ、午後から2時間15分間
の走行となりました。
先月茂木で行われたテストのセッティングをベースに走り出し、そこからパーツやタイヤの選択を進めていきました。
土曜日、予選。
今回も密山選手がアタックという事で、午前はまず密山選手からコースインし、
ニュータイヤの感触を確かめつつコースイン。 数分後にコースアウト車両の影響で
赤旗中断となったところで僕に交代し、コースイン。 基準タイムをクリアし、感触を掴んだところで再び密山選手に交代しセッティングを進め、最後にフルタンクで僕に交代し決勝セットの確認をして終了。
午後、今回はノックダウン方式が採用され、セカンドステージまで進出しましたが、最後のアタックが噛み合わず、最終ステージには進めず14番手となりました。
日曜日、フリー走行。
まず僕が昨日からの決勝用セットアップの変更点を確認、更に別のセットも進め、密山選手に交代。 その後、スタートを担当する密山選手がラップ数の少ないタイヤに交換、ガズ給油し、決勝スタートの想定、確認をし終了。 限られた時間の中で予定を全て消化しましたが、タイム的にも、またトップスピードもトップグループからは大きな差があり、厳しいレースが予想されました。
決勝。
密山選手がスタートを担当。 前方の中段グループには同じ特性の車両が多く、また後方にはトップスピードが約10km速い車両ばかりで非常に難しい状況でしたが、そんな中をポジションを上げて1周目を帰ってきてくれた事は素晴らしかったと思います。 15周あたりまでは6〜12番手が集団のレースとなっていましたが、その後、フロントタイヤのグリップダウンで苦しくなり、25周目あたりからはペースダウンし、29周目に僕に交代。 前を走っていた#7と同時にピットイン、ピットもすぐ隣という事で緊迫したピット作業でしたが、チームスタッフが落ち着いた作業でタイムを削ってくれたおかげで#7とのギャップは無くなり、真後ろでピットアウト。
アウトラップで抜くチャンスはありましたが、#7のガス給油口から多量のガズが
1周吹きっぱなしで容易に近づけないという初体験の状況でしたが、翌周の1コーナーでパス。 その後、同じポジションを争う車両がピットアウトしてくるまで数周プッシュしましたが、500クラスや周回遅れの車両とのタイミングが悪く、思うほどタイムを削る事が出来ませんでした。 数周後、最終コーナーを立ち上がるとピットアウトする#46が見え、ギャップが大きい事を確認したので、そこからは安定したペースで最後まで守れる様に走り方を切り替えました。 その結果、大きなバランスの変化は無く、最後の数周は思い切って走る事が出来ました。 前を行く#2を捕らえきれなかった点については、中盤、メインスイッチにエアダクトが接触し、エンジンが停止してしまいタイムをロスしてしまった事が悔やまれます。 ただ、苦しい状況、荒れたレース展開の中できっちりと走り切り、ポイントを拾えた事は良かったと思います。
今季、良い意味でも、悪い意味でも”堅い”レースが続いてるので、残り2レース、
印象に残るレースと結果を求めたいと思っています。