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●JGTC Rd.4 REPORT

今回は灼熱のセパンという事でレースウィークの月曜日からマレーシア入りして体を慣らしてました。
ビーチで着込んでランニングをしていると、ちょっと変な目で見られましたが、まぁ、そこは気にせず・・・。

金曜日、フリー走行では2年ぶりのセパンで、『覚えてるかなぁ〜・・・。』って感じやったんですが、結構走り出すと記憶が蘇ってくるもんで・・・。 ただ、2年前は300クラスでパワーやグリップの違いがあり、多少のライン取りもシビアになってくるんで、そこらへんは前年の勝者にアドバイスを貰いながら詰めていきました。が、走れど走れどトップとの差は大きく苦しい走り出しとなりました。

土曜日、予選は上手くタイムアップする事が出来ず17番手。 ユーズドタイヤの耐久性が確認出来たのと、決勝の向けちょっと良いセッティングが見付かったのは良かったけど、やはり一発のタイムを出せる様にならないと自力でのチャンスは生まれないと思うんで課題は山済みです。
日曜日、決勝日は週末一番の暑さで、路面で目玉焼きが出来るかと思うくらいの状況の中、正彦さんがスタート。 
きつい状況の中、安定して20周を走ってもらい僕に交代。 前回はピットで残念なリタイヤをしてしまった訳ですが、今回は更にピットワークを改善し非常に円滑な交代を出来る様になりました。 事実、今回、エアジャッキに差込先が陥没するというトラブルがあったんですが、みんなが非常に冷静な対応をしました。これもチャンスが来た時にそれを逃さない為の重要な進歩やと思います。ピットアウト後、15周ほどはまだガス重量が重く、リアが不安定でタイムも上がらず苦労したけど、ガスが軽くなるにつれ車のバランスが良くなり次第にペースアップする事が出来ましたが、それもそんなに良いタイムではないので・・・。

途中、#16、#37、#23のバトルに遭遇したんですが、やばい位にエキサイトしてたんで非常に加わりたかったけど、嫌な予感がしたんでちょっと様子を見てると、案の定、#23に#37が接触! 
『おぁ〜、参加せんで良かったぁ〜!』っと思ってたら、#23のパーツか何かが飛んで来て、フロントガラスに”ドォ〜ン! メリッ!!”。 拳ほどの大きさで蜘蛛の巣みたいなヒビが入り、非常に前が見辛いし、そもそもゴールまでガラスが耐えれるか不安になってました。 
今回は序盤から中盤まで特にスピードがなく、最後までしっかり走り切って他力本願の結果を求める他なかったし、タイヤに関しても新たなスペックを投入していて、そのデータを残す事も需要やったので正解やったと思います。 

結局12位でフィニッシュ。 走り切ればポイントは絶対に付いてくる と思ってたんでガッカリでしたが、タイヤやセッティングなどの方向性が把握出来たんで、次に繋がればと思ってます。
  薫 一

 


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