JUICHI WAKISAKA

レーシングドライバー 脇阪寿一 OFFICIAL BLOG

2014.7.15

我々レーシングドライバーの技術を世の中のために

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今日は個人的に袖ケ浦フォレストレースウェイを借り切った。

我々レーシングドライバーの運転技術をたくさんの方々に伝える事によって、クルマの楽しさ、素晴らしさを体感してもらいながら、その方々の運転技術が向上し、交通事故が減ると考えたから。


スポーツはやっぱり、そのプレーで人々を魅了し、そしてその存在が世の中の役に立ち、その存在があるが故の負の部分をケアできる環境でなければなりません。
だから僕らは、スーパーGTでお客さんに喜んでいただき、運転技術を伝える事で交通事故撲滅を目指したいし、そして交通事故で困った方々を助けたい。

今日のイベントは、あかんかった所は山ほどある。
自分の力不足をやから仕方ない。
成長するしか解決方法なし。
でも自分自身やりきった。
それはたくさんの方々、仲間に支えてもらっての事。
感謝しています。

袖ケ浦フォレストレースウェイにはクルマが創る笑顔がいっぱいありました。
あふれてたと思います。
それが僕に取ってどれだけ嬉しい事か!
それだけでやったかいがありました。

今日のメニューは4つ
まずは運転についての座学。
86ジムカーナ体験
自分の車でのサーキット走行
そして我々が運転するLEXUS ISF CCS-Rの同乗走行。

頭で学んで、限界以上のドライビングをジムカーナで体感し、レーシングドライバーの運転を体感して、そして自分でサーキットドライブしてもらう作戦。

座学はトヨタ自動車同好会の菅野が頑張ってくれて、後輩の横溝選手、密山選手がヘルプしてくれました。

86ジムカーナは千葉トヨペットの皆様とトヨタ自動車同好会のメンバー、そしてまたまた横溝&密山が頑張ってくれました。

自分でのサーキット走行・・・色々な車が走ってました。
ポルシェやPOLO、センチュリーや、なんやトヨタの古い車もね。

そして同乗走行。
TRDの方々がご用意くださり実現しましたが、今日はたくさんの皆さんにLEXUS IS F CCS-Rの良さが解ってもらえたと思う。
矢口さんの思いが伝わったと思う。
ほんまに。
僕は・・・何人乗ってもらっただろ!?
9時から12時、13時から15時45分まで。
ずっと乗っていました。
だからイベントの状況、来られてるゲストのケアがどんな感じか!?怖くてね。
もう一台のCCS-Rは鈴木亜久里さんが同乗してくださったり、横溝&密山選手が同乗してくれたり・・・頑張ってくれました。
恥ずかしい話、最後脱水症状で軽く倒れました。(笑)
レースを始めてこんな事初めてです。
だって、どんどんお客さんが“寿一の運転乗りたい!!”って来てくれて。
そんなん、嬉しいやん。
やめられへんようになって。
その他にも、トヨタ自動車同好会のおなじみ、GT86 AE862台もありました。
密山選手がアウディーのR8も持って来てくれたしね!!

僕がこのようなイベントをやると聞きつけ、色々な方がご参加くださいました。

また、吉本興業の皆さんは、色々な媒体に声をかけてくださったり、ギャラも出ないのに芸人さん“ブロードキャスト”の2人を連れて来てくださったり、ライターさんを連れて来ていただき、リリースを出す準備をしていただいたり・・・。

いつもお世話になっている制作会社のビーダッシュの林社長は撮影スタッフを無償でサーキットに派遣してくださいました。

いつもイベントでMCをやってくれる今井優杏さんは、車雑誌3社の取材をしてくれたり・・・

参加頂いた方々の情報拡散作業、これはほんまにありがたいで!!

GLAYのTERUさん、Jiroさん、そしてほんまに可愛かった菜々緒ちゃん。
彼らのTwitterで軽く60万人以上に今日の情報が伝わっています。

東京中日新聞が取材もしてくださいました。
スーパーGT+の取材もしてもらいました。

僕がする事を少しでも多くの方々に知ってもらうための手助けを、本気になってやってくださいました。

ほんまに嬉しい。

でも、まだまだこれからや!
これからもこれをやり続けて一つのシステムを構築したい。

それを全国に広げて、販売店の方々や、メーカー、ドライバー仲間と力を合わせて本気で新しい自動車文化の確立を目指したい。


最後になりましたが、

今回も色々お世話になったABC-MARTの皆様

熱い千葉トヨペットの皆様

トヨタ自動車同好会のみんな!

TRD並びに矢口さん

袖ケ浦フォレストレースウェイの皆様

鈴木亜久里さん

横溝選手

密山選手

ご参加頂いた皆様

大変お世話になりました。

本当にありがとうございました。

感謝。


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コメント ( 4 )

nao :
私が在住する北陸地方では
車が生活の一部となっている地域が多く

通勤通学やちょっとした買い物や通院など…
大学生や子育て世代からお年寄りまで…
本当に車が欠かせないという人が多いです

人口的絶対数は少ないとはいえ…
車や運転に興味のある人は結構居ますので…
こういったイベントがこちらでも開催されればいいなぁ!
とレースファンとしても一ドライバーとしても思います!

追伸。寿一さんが“脱水症状で”…というのには少し驚きました!

これから真夏のレースが続きますね本当に暑い中大変だとおもいますが
期待しています!!がんばってください!!
イベント本当にお疲れさまでした!
mikioGT :
先ずはお疲れ様でした!
ドライブする事は楽しい事、だから悲しい事故はなくしたいとその輪が広がって行くと嬉しいですね!

それにしても11さんにはたくさんの仲間やファンであふれていますね、とても幸せな事だと思います。
これからも素敵なイベントを期待しています!
ウーロンハイ :
そりゃ、なんといっても、あの脇阪寿一の助手席ですから!
僕も含めて、普通のモータースポーツファンなら一度は乗ってみたいでしょう!
今回は脱水症状がでるほどまでにがんばったんですね。
今まで、こんなプロドライバーなんて見たことも聞いたこともなかったです。
亜久里さんや横溝さん、蜜山さんも協力してくれたんですね。
最近、暴走車による痛ましい事故が後を絶たなくて、憤りを感じてしまいますが、自動車は悲しみを増やすための乗り物じゃない!
こんな幸せを増やすための乗り物であり続けてほしい!
そう願っています。
レース前に少し無理をされたようですが、寿一さんの回復力なら大丈夫でしょう!?
お疲れ様でした!
ニョッキニョキッ :
若い頃の運転は無茶してたところありました、四輪・二輪のレースを観る様になり、速さの中に“当たり前の操作”を改めて大事だと知らされ、それからの運転は変わりました。速度は普通でも“当たり前の操作”をちゃんとしてればギクシャクしないし、極端な速度変化も無くスムーズな運転出来ます。あと、直線は無駄に飛ばしません、同じ速度を保てるかです。それから妻の車には「エコスコア」が出るので良い点数を出す競争してます。
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