まぁレースですからね。
色々なことは起ります。
ましてや7時間耐久レースですから、なおさら。
今の彼らではまだまだトラブルは起ります。
レースって厳しい世界なんです。
だからそこで人が育つんです!
急速にね。
Crazy Car Project(トヨタ自動車同好会)
この活動は、参加するトヨタ社員の皆に色々な経験をして成長してもらいたいという齋藤さんの想いの詰まったプロジェクト。
運営するだけでも、金銭面、その他色々な意味で大変やと思う。
だからよけいに僕はこの活動に力が入る。
僕のやり方に賛同してもらえてるのもありがたい。
どうやったやろ!?
今週末、怒ってばっかりちゃうかな!?
Tファールになった気分。
それに応えてくれる者、なんやねん!!って思ってる者、色々やったと思う。
それでもそこにレースがあって、怒られながらでも目の前のレースに対して頑張らなあかんわけでね・・・。
GT86はレース開始1時間と少しで走行中、左フロントハブが壊れてリタイヤ。
ドライブしていた齋藤さんはものすごく怖い思いをしたと思う。
でも車もクラッシュせずに無事にピットに戻ったので、齋藤さんには今後に向けて良い経験をしてもらえたと僕は思う。
一方、AE86のほうは坦々とレースをこなしていましたが、残り2時間でミッションケースよりオイルが滲みだし、残り1時間と5分でミッションケース交換。
「絶対に時間内にミッションを交換してチェッカーを受けさせろ!!」
って叫んだもんやから、そこから彼らの目の色が変わりました。
まだまだな彼らのレベルですが、彼らの精一杯の作業、それを表す彼らの表情。
それだけやない。
それを見守るGT組のメカニック達の表情も変わりました。
僕はその彼らを見ながら、レースが、トラブルが、彼らを急速に成長させていく様をまのたたりにして、この活動の真の意義を感じ・・・。
結局、チェッカーまで残り3分で彼らは車をコースに送り出しました。
それにも不具合はありましたけどね。
ゼッケン#986 AE86をコースに送り出した時、彼らの充実感と笑顔、ドヤ顔。
チェッカーを受けたときの感動、涙。
最高でした。
それはまぎれもなく、彼らが頑張った証。
それとね、それをうらやましそうに、嫉妬した表情で見るリタイヤしたGT86組。
大変な作業をして、レースという時間軸の世界でたくさんの経験をし、成長したAE86組と、悔しさ、嫉妬心を滲ませ、次の成長へのパワーとしたGT86組。
今回、レースというものの結果は出ませんでした。
それでも、僕の中では80点です。
素晴らしい経験をレースの神様が彼らに与えてくださりました。
いまの彼らのレベルでは、ほんとうに頑張りました。
まだまだやけどね。
もっと上をメンバー全員で目指すで!!
色んな経験して、成長して、トヨタで楽しい、素晴らしい車を作るで!!
メンバー諸君、おつかれさん!!
コメント ( 4 )
目標がはっきりしているのなら、きっと怒られても納得に至るのではないでしょうか、それはきっとその人によって言われた直後に理解するのか、気持ちが少し落ち着いてからかの差はあるとしても。。
レースはほんの少しの気持ちの緩みやミスで事故につながってしまうスポーツですから、Joy耐と云えども目的をはっきり持って個々の仕事をしっかりやっていかないといけませんよね!
でも、流石にPROのメカニックさんと違い、トラブル箇所を突き止め⇒修復するまでの時間はかかるのでしょうね。。
でも、目的が有れば大丈夫ですよね、しっかりそこに向かって行ってゴールして、次のステップで優勝して、喜びをわかちあって、そんな人たちがTOYOTAのクルマを造って行く、、、素敵な事ですね!
なのでTeamのプリンシパル11さんも大変だけどやりがいが大きいですね!
投稿者: mikioGT | 2014年07月06日 19:21
日時: 2014年07月06日
絶対、次につながると思います。
皆さん、お疲れ様でした!
投稿者: ウーロンハイ | 2014年07月06日 19:22
日時: 2014年07月06日
オートポリスで、発言力の有るミスターGT(自称)みたいな人に、一方的に糾弾された30号車みたく、1コーナーまっすぐ行って、タイヤバリアに乗り上げて宙に飛ばなくて良かったですね!
投稿者: ゆうき | 2014年07月06日 21:15
日時: 2014年07月06日
トラブル無く完走するより、色々な事がそれぞれの立場で経験出来たのではないでしょうか?
実際現場にいた方々は大変だったと思いますが
(^_^;)
人が成長する、成長させる。
レースの魅力ですね。
blog3000件目ですね
V(^-^)V
投稿者: しげき | 2014年07月07日 08:08
日時: 2014年07月07日