JUICHI WAKISAKA

レーシングドライバー 脇阪寿一 OFFICIAL BLOG

2014.4.10

サーキットではカメラマンも耐火スーツ!?

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最近スーパーGTでは、カメラマンの方々も耐火スーツを着る事を強く推奨するという事らしいのです。

スーパーGTではピットインした際に給油もありますから、より近くで良い写真をと狙われているカメラマンの方々も、安全のため耐火スーツを着るのはいい事ですよね。

写真は大変、大変お世話になってる三橋仁明カメラマンです。



逆か!?(笑

でも良い写真をいつも表現するよね、彼。

今まで彼には僕が使わなくなったレーシングスーツを譲り、彼はそれを着てサーキットで撮影をしてきました。

しかし今年、「寿一さん、寿一さんのサイズ入りません!!」

って言いやがる!

それはそうです。

彼の体系は年々緩む一方。

僕はと言いますと、42歳になろうとしている今も、何とか体系をキープして、しかも時代の流れでしょうか!?僕のレーシングスーツは毎年毎年、身体のラインに合わせてスリムになってきているのです。

三橋カメラマンが着れる訳がありません。

そこで寿一は考えた。

普段からお世話になっているグループMのファイヤーレックスさんの商品の未来も考えて。

カメラマンの方々も、耐火スーツを着ながらどう仕事がしやすく、良い写真を撮ってもらえるようにするか!?

そこで、三橋カメラマンと、グループM榎本さんと、こんなん作ってみました。

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レーシングスーツと異なり、運転する必要がありませんから、至る所にポケットを配置しました。

もちろん耐火素材です。

レンズ用。

小物用。

フラッシュ用。

色々。

今までカメラマンの方々は、レーシングスーツの上にポケットがたくさんついたビブスの様な物を着用して、そこに色々なものを納めて撮影をされてきたと思います。

でもビブスは身体の密着性が、直接ポケットをレーシングスーツに付けるより悪いですよね!?

その場で身体を回転させながら撮影した時に、遠心力に負けて機材が暴れますよね!?

これならその心配も少ないと思います。

後は、膝をついて撮影する事が多いので、その部分の布厚を強化。

などなど、まだまだ開発中。

我々レーシングドライバーは色々な方々に撮影して頂き、それを伝えて頂き、色々な方々に初めて目にしてもらえてる訳ですよね。

普段からお世話になっているカメラマンの方々に感謝の気持ちを込めて、今回このようなレーシングスーツ、いや「カメラマンスーツ」を開発させて頂きました。

日本レース写真家協会 小林会長、いかがですか!??(笑




次はヘルメットいくか!?









コメント ( 3 )

ウーロンハイ :
画期的ですね!
mikioGT :
カメラマンさんも大変ですね・・・。
望遠レンズもあれば、フィッシュアイもあり、ボディも2台3台と大変ですね。時にはレンズ盗まれちゃったり・・・。
これからも素晴らしい作品を楽しませて頂きます!
あかりスト :
ヘルメットは視界が広いトライアル用をベースにして、内装とバイザーを4輪レース仕様にするのが良いと思います。
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