JUICHI WAKISAKA

レーシングドライバー 脇阪寿一 OFFICIAL BLOG

2012.5.23

満足感と嫉妬心



引きずる様ですが、今年のニュルが終わってしまいました。

正直、ニュルが始まる直前は怖くてね。

またニュル、大丈夫かな!?

無事日本に戻れるかな!?

そんな感情があります。

でも、レースが終わりに近づくと何か寂しくて。

来年またニュルに来たいではなく、

来年またニュルに帰って来たい。

そんな感情がわきます。

ニュルブルクリンク、オールドコース(ノルドシュライフェ)それには

挑戦、アクセルを踏む勇気、レーシングドライバーのロマン、歴史、挑戦し去って行った先人達への敬意、挑戦している人間への尊敬・・・

色んなものがつまっています。

僕が思うには、“怖い”この感情なくしてニュルは戦えない。

この感情があるから、ニュルはまた我々を迎え入れてくれるのだと思う。

我々はラッキーな事に、恵まれてクラス優勝という結果LFA 86共に頂きました。

プロジェクトの中で、それぞれがそれぞれの仕事をきっちりした結果です。

満足はしています。

感謝しています。

でもね、総合の表彰台をみて、嫉妬の様な感覚を覚えました。

僕もあそこでレースがしたい。

にぎり飯とみそ汁持って、日本のトヨタの、日本のレクサスの、GAZOO Racingとして、日本人として、日本のスタッフと共に、世界の自動車メーカーと、ニュルの24時間で戦い我々の技術力を証明したい。

このメンバーでニュルの頂点へ。

僕もあそこに登りたい。

あのトロフィーを“HITOTOKI”のあの部屋に。




そろそろ、頭をスーパーGTに切り替えて、セパンへ。

コメント ( 6 )

ウーロンハイ :
おはようございます!

僕も寿一さんのことだから、絶対に総合のてっぺん上りたいのではないかと思ってましたよ!
レーサーなら絶対そう思うと思うって!
いつか総合優勝狙える車でチャレンジしてほしいです!
バットマン :
寿一さんこんにちは(^-^*)/
レーサーと言う仕事は本当尊敬します♪
普通のサラリーマンだと、命かけることありませんが、レーサーは違いますね!
寿一さん本当に身体気をつけてくださいね♪
BUNBUN :
レクサスなら狙えるでしょ!脇阪選手ならいけるでしょ!

そのためには僕らも含めたmotor sportsのfanが
もっとsuper GTなどを盛り上げてトヨタやGAZOO Racingを
その気にさせなければ!

でも来年のことをいうと鬼が笑うので,まずはsuper GTの
チャンピオン!だ!この調子でガンガンいっちゃってください!

脇阪選手が勝つことで笑顔が次々と生まれているような
気がします.
未来のエンジニア :
今度ニュルに帰ってきた時は、同時に表彰台のてっぺんにも帰ってきてください。このままセパンもいっちゃいましょう。
ヒトシ :
トヨタにしろ、レクサスにしろ総合優勝見たいです。
そこに寿一さんがいたら、最高!
みっち :
総合優勝は頂点の中の頂点、過酷なニュル24時間、年に一度の頂点‥レース人生の中に刻みたい称号の一つでしょうね。

元相方のアンドレはル・マン24時間の称号を手に入れていることを考えると「じゃあ俺はニュル」…う〜ん‥やっぱり欲しい
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