JUICHI WAKISAKA

レーシングドライバー 脇阪寿一 OFFICIAL BLOG

2011.11.15

道上 龍

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同じ奈良出身、同じ年、言わずとしれたHONDAを代表する道上選手。

脇阪寿一をレースに招き入れた人物である。


親同士が知り合い。

子供の頃からよく知っていました。

彼は小学生時代から有名なカート選手。

本山選手と共に「神童」と呼ばれていましたね。

学生時代は、“黄バス”が彼の校門に待ち伏せ。

彼を拉致して全国のカートコースへ、という生活をしていたレース界のエリート。

少し前の世代だと

東の本山哲

西の中野信治

龍の世代は

中部の高木虎之介

西の道上龍

と言った所。

全日本選手権開幕戦、つま恋。

僕が高校生の頃でした。

予選ヒートから毎周のようにトップを入れ替え争う道上龍と高木虎之介。

意地を張り合う2人は、アクセル全開率が普通ではなく、エンジンが壊れ共にリタイア。

たまたま親父に連れられ見に行っていた11には強烈なシーンでした。

あの時、広いサーキットで、ほんまに2人しか見えなかった。

そのとき感じたのが、色んな感情と共に何とも言えない嫉妬感。

それから時はたち僕が19歳になった頃、道上の親父さんに連れられカートコースへ。

はじめて乗ったカートは、彼がその年、全日本選手権でシリーズ2位となったカート。

入門用とか何とかでは全く無く、そのまま世界選手権に使えるカート。

冬の名阪スポーツランドでした。

それに僕専用メカニックはその道上龍。

世界選手権に使うようなカート、皆さんにはピンときませんよね。

スピード感覚はF1です。

それはその頃の僕だからではなく、そのカテゴリーのカートは今の僕が乗ってもその感覚。

僕、F1も乗った事ありますから(笑)

カートって凄いんですよ。

そのカートをいきなり与えられ、自分の人生で感じた事のない超越した加速G、減速G、横Gにカート特有の振動。

コーナーで肺が圧迫され咳き込みながら乗っていたのを記憶しています。

アクセルを踏めば首が後ろに倒れて、ブレーキを踏めば首が前に、コーナーでは首が外側へ。

僕の手に負えないモンスターマシン。

毎周のようにスピン。

そこに龍が助けにくる訳です。

その1日で僕は完全にはまりました。



僕が高校生の頃、つま恋で龍と虎之介のレースを見て抱いたあの「嫉妬」。

それが何であるか理解した瞬間でもありました。


あの瞬間から僕は道上龍を、高木虎之介を、追いかける事を決めたのです。

だから、2人はいまだに僕にとって特別な存在。



「昇龍、鈴鹿に降り立つ!」

この時から2、3年後、1994年鈴鹿、F3開幕戦でF3デビューウインを達成した道上龍選手を讃え、オートスポーツが付けた見出しです。

僕にとって、龍の優勝は当たり前と言ったら当たり前。

あれから何年経ったかね!?



それから守り続けるトップの座。

これからもお互いに頑張っていこう!!





でも・・・

道上さんは最近僕の「浣腸」の標的ではありますが・・・(笑)。





コメント ( 15 )

ウーロンハイ :
天才が天才の才能を見抜いて、同じ世界に招き入れたんですね!

カートもレース用のはバカっ速く、多分、僕には無理でしょうね(笑)

怖いもの見たさといいますか、乗ってみたい気もしますが。。。(^^ゞ

タイヤや運がなかなか味方をしてくれず、色々とご苦労されているようですが、道上さんにもそろそろ上位にきてもらいたいですね。

それにしても、よきライバルとして標的にするのはコース上だけにしといたほうが。。。(笑)
クレスタ :
道上さんとの 2ショットの写真の前 浣腸して 追いかけられて ましたよね グランドスタンドから 見てましたよ
酔い処娘。 :
寿一さんの負けず嫌いはここから始まりでしたか〜

道上さんと追っかけっこしてぢゃれていたのわ浣腸遊びだったのですか〜ワァー楽しそ〜〜!!

ララ :
とっても心温まる、青春時代の(?)レースへ目覚めるきっかけのお話でしたのに・・
最後の1行が!(笑)
いけませんよー11さーん! 道上さん何も無くても常にお尻が気になってしまうじゃないですか〜

とても良いお人に見えるので不憫です。
たしかはなちゃんというかわいいお子さんがいらっしゃるレーサーさんですよね♪
ヒデ30 :
JAFグランプリお疲れさまでした。
アンドレ.ロッテラー選手とのバトル、鳥肌ものでした。
本当に素晴らしいレース有難うございました。
グリッドで道上選手に浣腸したの見てました!したら、道上選手追いかけて、11選手逃げ惑っていましたね。
アホなことしてるな〜と笑って見てました。
GRAVIS :
JAF-GPおつかれさまでした!!
なんかこの写真良いっすね(^O^)
俺がGTを見始めた頃、二人がNSXでガンガンに走っていたのを思い出しました。
そして今でもGT500で戦ってる二人が最高にカッコイイです!!

これからも良きライバル、良き親友としてGTを盛り上げてくださいね。
ウノ :
すばらしい2ショットですね!
寿一さんすごく良い笑顔ですね!!
何年もの重みのある写真に見えます。
バットマン :
自分ゎまだレーシングカートを乗ったことありません(T_T)まだ、レンタルカートのビレルN35です(+_+)
まぁそれでも会社の人達とたまぁ〜にレースパックで楽しんでいますけど、面白いですね!
自分もレーシングカート乗ってみたいです。
グランツーリスモ5では味わえない挙動でしょうね!

寿一さんもオフはレーシングカートに乗りまくりですか?カートで初心に戻りまた来シーズン頑張ってくださいね。
ヒトシ :
寿一さん、道上選手ともまだまだがんばって欲しいです。
なお、浣腸で突き指しないように気をつけてください(笑)

みえたん :
JAFGPのブリジストンのトークショーでも、フィナーレでも、道上さんのこと話題に出してましたね。
本当に仲がいいんですね。
これからも、モータースポーツを、どんどん盛り上げていってくださいね。ますますの活躍をきたいしています。
レジェンドカップの表彰台、30年後の、寿一さん、本山さん、道上さん御三方が昇られるのを夢見て・・・
アッ!でも、30年後は私がいないかも。

ESSO&LEXUSファン :
道上龍さんと脇阪寿一さんは
学年で2コ上の本山さんより
現役を長く続けて下さい
というか、本山さんって何であんなに走るんでしょ…
ある意味、若いですよね
ホンダファンより :
スプリントカップ、お疲れ様でした。
そして表彰台、おめでとうございました
(&笑わせてもらいました!!)


予選がひどい悪条件でしたが、それでもきっちり決勝は後方からガンガン行ってくれて結果は出すあたり、やはり脱帽です。あらためて「脇坂寿一」の底力を見せられた、そんなレースでした!

ところで寿一さんが、いつもインタビューでことあるごとに「道上さん、道上さん・・・」と話されるのは、同郷の同級生以上に道上さんに相当な思い入れがあるのかなとは感じてましたが、このアップを拝見して、それがなんたるかがよ〜くわかりました!でも、来年も西軍キャプテンは寿一さんでお願いします!

カンチョウ、先に仕掛けたのは道上さんでしたよね??
スタンドから見ていて、その後の「応酬」は子供のやりとりみたいで楽しかった(最後におふた方の餌食になったのは小暮さん??)
wSC430 :
グランドフィナーレの時、二人浣腸対決見てました。

お互いに良いライバルですね(色んな意味で)

残念ながら飲み会の抽選に漏れました(涙)

来シーズンも素晴らしい走り期待してます。
こじこじ :
浣腸って…?Kしかし、道上さんがいなかったら、今の寿一さんはなかったわけで、出会いっていいもんですね。そういう人がいたからこそ、寿一さんの今がある。いいですね 。
椎名 靖 :
レース界の国分太一とのツーショット、素敵な一枚です!
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