レーシングドライバー　脇阪寿一 OFFICIAL BLOG

松浦孝亮　フォーミュラニッポン　初優勝！！

こんな男はレース界のどこを探してもおりまへん！

先週の鈴鹿1000Ｋｍ、今回の富士ＦＮ。

ミナクル！！

強運！！

何でしょう！？




先週、鈴鹿の表彰台で彼は

「自分はここ鈴鹿サーキットのレーシングスクールＳＲＳ-Ｆから四輪のキャリヤをスタートさせました。その時僕の先生だったのが脇阪寿一さんでした。生徒である自分が先生である寿一さんよりも上の順位で今日の表彰台にいます。寿一さんもそろそろ後輩から勉強することがあるのではないでしょうか！！」

などと世代交代を匂わすようなパンチをいただきました。

しかも、彼は鈴鹿1000Ｋｍの決勝はドライブしていないのです。

それにもかかわらず、この言動。

でも、不思議と腹が立たないのです。

コウスケだから・・・。




今日のＦＮ、セカンドレースはリバースグリッドのため、第一レース８位でフィニッシュした孝亮は第２レースでポールポジションからのスタート。

このまま勝てればな～って期待をしながらモータースポーツＣｈでチェックしておりました。




雨がひどくセーフティーカー導入でのスタート。

でも、雨が強すぎてスタートできず、そのグリッドのまま勝敗が決定。

労せずして彼のＦＮ、初優勝となりました。

昔、僕も初優勝を経験しましたが、もっと大変で頑張って頑張って成しえたように記憶しています。

僕が言いたい事は、このような境遇に巡り合う人間はめったにいないという事。

Ｆ１に行く前の高木虎之介もそうでした。

彼の存在、ビジュアル、言動、腹が立っても、笑ってしまっても、おかしくないことも多々ありますが、皆が許せるし笑顔になるのです。

ある意味、人と何かを引き付ける力を持っているような気もします。

考えすぎかも知れませんが・・・。

このような存在は今のレース界にとって大切だと思うのは僕だけでしょうか？

僕が思うに来年どんな事をしてもスーパーＧＴに必要な存在だと思います。

思いませんか！？

坂東委員長！！

スーパーＧＴファンのみなさん！！

ドライバーはスピードを売りにチームと交渉するのが当たり前です。

でも、Ｆ１の世界でもそのようなドライバーはごく少数です。

日本のレース界もそのような現状です。

スポンサーやお金をチームに持ち込みシートをＧＥＴするのが当たり前になっています。

レースというのはスポーツであるとともにエンターテイメントだと僕は思います。

そう考えると彼のキャラクターもチームにとってスポンサーを持ち込むのと同じような意味をなすのではないかと思います。

現状、そうでは無かったら、そのような環境が整うようにこれからも努力していきたいものですね。

今のスーパーＧＴをドライブするのは大変です。

ちょっと特殊なカテゴリーになっていますね。

ドライブするにもたくさんの経験が必要でそれがスピードやリザルトにつながります。

ルーキーには大変なカテゴリーです。

孝亮のスピードをもってしても手間取っているようですが、1年も乗れば問題ないでしょう。

ヨーロッパもアメリカも経験してきた一流のドライバーですから。




褒めすぎたかな！？

このぐらいでいいかな！？

松浦君。

21:15

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