まず今回参戦にあたっての経緯ですが、金曜日にピーター・ダンブレック選手の体調 が悪くなり、チームは大事をとって急遽ドライバーを三人体制に変更する事を決定 し、オファーを頂いという流れでした。
金曜日、フリー走行。
2回目から参加しチェック走行を行い、3回目のナイトセッションも5ラップほど周 回し終了。
土曜日、予選。
ダンブレック選手の体調も序々に回復しつつある中、1回目、まず片岡選手がアタッ ク。レインコンディションの中、タイヤを選定しつつ周回。その後、路面が乾いてい く中、ダンブレック選手がアタック。300クラスと混走の時間帯に上手くクリア ラップも取れ7位でフィニッシュ。この後、一度止みかけた雨が激しくなり、再三の ディレイを繰り返し、結局2回目は中止となりました。その為、僕のケースの様に予 選出走していないドライバーには翌朝のフリー走行で基準タイムクリアの義務がある との特別処置へと変更されました。
日曜日、フリー走行。
ウェットからドライへと路面状況も刻々と変わっていく中、まず片岡選手から走行。 約15分経過したところでダンブレック選手に交代し、計測1周の予定でピットアウ ト。その後、僕へと交代し、基準タイムをクリアしつつ周回を重ねる予定でしたが、 ダンブレック選手の走行中にギアトラブルが発生し、ピットイン。3、4速ギアにス タックしている事が判明し、走行しても基準タイムすらクリア出来ない状況の為、こ のままフリー走行は断念となりました。 この結果、予選に出走していない事になるので、決勝への出走は認められない事とな りました。 決勝。 ダンブレック選手の体調も回復し、片岡選手と共に安定したレース運びで開幕からの 連続ポイント獲得記録を更新してくれました。 今回は突然の参戦でしたが、心身ともに常に準備はしていたので、周囲の方々が思う ほどの動揺はなく、楽しんでドライブする事が出来ました。少ない周回数ではありま したが、自分の望む環境で走れた事を今後の活動に活かしていきたいと思います。 いつも応援して下さっているファンの皆様、そしてこの環境を与えて下さいました関係者の皆様、有難う御座いました!