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JGTC Rd.3

●JGTC Rd.3 REPORT

今回の第3戦菅生は事前テストからキツくなると思ってたけど、やっぱしキツかった! 
富士はコーナーも単調でストレートも長く、車(エンジン)に助けられてる部分が多かった。 
テクニカルコースであり、例えば最終コーナーの様にコーナーの脱出がストレートスピードに大きく影響する菅生はですね・・・。 
金曜のフリー走行では、チームで意見を出し合って何かをやっても根本的な問題は解決せず、コーナリング中に、”オーバー⇒アンダー⇒オーバー”と非常に運転が大変で・・・。 
土曜日、アタックは服部さんで、僕はひたすらロングランをやったけどタイム的には安定しててそんなに悪くなかったけど、安定さすのが大変で300を抜くのにラインを変えるのも大変! 
結局予選は16番で、服部さんと予選前に『今回はしゃーないっすねー。 次の富士で頑張ろ!』
って言ってたけど、予選後の服部さんは(悪い意味でなく)超不機嫌! プライドが許さないのねぇ〜!・・・
と見守りながらちょっと近づかんとく私がいました。 

日曜日のフリー走行、ここで車のバランスが単純なアンダーになった!とは言っても”ど”が付くアンダーなんですが・・・。 でも、長いレースをコンスタントに走りきるには車の動きは解り易い方が良いからね。 
決勝、服部さんがスタートし、他車が何台か脱落していく中、すぐに10位くらいまで上げてくれて、その後もペースが一瞬崩れたNSXを抜き、更にポジションアップ! 『あー、前に出たけど、また後ろから突付かれるかなぁ。』と思って観てたけど同じ間隔で走ってるから、この時に『はぁ、結構他も苦しいんやなぁ。』と・・・。 『レース出来るなぁ。』と・・・。 

僕に交代し、出て行ったら#100が来たけど、まだタイヤも温まってなくて、ほんまにすぐやったんで素直に行ってもらいました。 その後、ジワジワと追い付いて行ったら#100のテールはよー流れてるんで、光貞さんの眉間にシワを寄したマジ顔(以前車載カメラで見た!)を思い浮かべてしまいました・・・。 そーこーしている内に3コーナーで#100が300に引っ掛かり、出口で300を抜きに行ったそのインをついたけど、僕がちょっと中途半端で、引こうと思ったけど引き切れず接触してしまい、フロントアライメントが狂った。 その直後、#1、#36に抜かれ1周遅れに・・・。 #100はダメージは無さそうで、『あー、抜けるかなぁ。』って考えてたら、1コーナーで#1と#100が接触! その煽りを受けて#1に#36がオカマ! 僕はその混乱をすり抜けれたんですが、その時に僕が考えた事をここで正直に告白しますと、
(1)『ラッキー! 6位や!』  (2)『じゅっ、じゅっ、寿一くんがぁ〜!!』
(3)『あ〜、またトップに道譲らなアカンやん。 周回遅れでトップ争いに絡むのはもうゴメンやわ・・・。』 
の3つです。 ねっ、微妙でしょ!? その後は、後ろの#18とのタイム差を見ながらの運転でそのまま6位でした。

今回のレースは開幕からの3戦のベストレースでした。 富士でのセッティングの悪い点も良いデータになって前進したし、タイヤの安定性も少しずつ進歩してるし、チームも頑張ってくれてメカニカルトラブルも出ずに6位に入れて予想以上のポイントを拾う事も出来た。 ただ、周回遅れになってる事からも分かる様にトップを見上げると、もっとスピードをつけないとダメ。 まぁ、今のGTは本当にレベルが高いし、これから上に行けば行く程難しいと思うけど、そーでないと面白くないもんなぁ!!
 
最後に抜いた寿一くんもカッコ良かったけど、自分から握手を求めたコマスさんもカッコ良かったね!
僕やったら、あんな風には出来てないと思う。 精進しますわ!! 


薫 一
 

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BBS Racing Shigekazu Juichi