脇阪寿一、薫一の公式サイト:JS Style.com ホームページに戻る
 

Special

J-style
J-Style
S-Style
Racing
BBS
  Biography Gallery Sponsor Special

寿一の思いつきコラム

2004/5/12
F1スペイングランプリに行ってまいりました。

今シーズン初のコラムになるのでしょうか!?多分そうですよね。
今はバルセロナからパリの空港に着きトランジットでの空き時間ラウンジにて執筆をしています。

今回はフジTVのレポートの仕事で強行スケジュールではありますが、スペイングランプリに行ってきました。 なんと言っても今回のビッグニュースは皆さんもご存知の通り、日本人最上位、佐藤琢磨選手の予選3位でしょう。 やぁ〜これには興奮しました。予選当日のフリー走行で琢磨選手はトップタイムを叩き出し、予選は期待しながら見ていたのですが、最後から3人目のアタックになるトゥルーリ選手が琢磨選手のタイムに届かず、3位以上が確定した時には思わず大声を上げてしまいました。 考えてみれば今までの記録は琢磨選手自身と片山右京さんの獲得した5位が最高でした。大幅に2つも更新して見せてくれました。続くは鈴木亜久里さんの持つ決勝3位、表彰台に狙いをあわせて決勝に期待しました。 僕はスタート前興奮が抑えきれずグリッドで琢磨選手にインタビューしたせいか、今は何を聞いたのか、何を話したのか覚えてない始末です。 ただ、彼の走りによってこれからの子供たちにとって日本のレース界の新たな幕開けを期待していたのだけは覚えています。

決勝はフェラーリ、ブリヂストンタイヤの懐の深さにやられ5位に終わりましたが、日本のファンの皆さん、焦ることはございません。今年の彼は必ずやってくれることでしょう!!
追伸 やっぱり亜久里さんはすごいですね!!

あと、ひとつフェラーリについて
土曜日の予選終了後、パドックではバリチェロの予選タイムがシューマッハと比べて1秒遅く、「いくらなんでもあれは遅すぎる。あれでは来年が厳しいかもね。(解雇)」ということを各メディアが必要に騒ぎ立てました。 通常のドライバーだとメディアに躍らされ“車が違う”とか“ガソリンの量が違う”とか“タイヤが違う”とか言い訳をしたりして自分を弁解するものですが、バリチェロは違いましたね。 何一つの弁明もなく黙って自分の仕事を成し遂げ見事シューマッハに次ぐ2位を獲得しチームの1−2フィニッシュに貢献しました。
そこで彼が弁解をするとチームの作戦が他のチームに気づかれてしまうし、チーム内もギクシャクするしフェラーリチームにとってはマイナスなことばかり。僕が言いたいのはバリチェロもチームのために最高の仕事をどんな障害があったとしてもこなすし、シューマッハ自身もそうでしょ。 チームもシューマッハはシューマッハの役割について評価しているし、影には隠れるバリチェロにも彼が達成したしごとに対する評価の仕方、彼のモチベーションの保たせ方をフェラーリチームが知っているのでしょうね。これこそ組織であり最強のチームなる要因なのでしょうね。非常に勉強になりました。

寿一の思いつきトップに戻ります。
 
このページの上部にジャンプ
JS STYLE COMPANY
JS STYLE COMPANY